基本的には、心と身体のつながりを重視しながら、お話を伺います。
会話の中で時々、身体でどんな感じがするのか、尋ねたりしながら進めていく事もあります。
身体の感覚を尋ねたりしながらも、もちろんお話は、十分に伺っていきます。それも大切なポイントです。
逆に、色々聞かれたくない、何を話していいのか分からない、という場合は、無理にお話を伺う事ははありません。
その方の、ありのままの状態を大切に進めてまいります。
どんな技法を使うかの以前に、何を話しても大丈夫な場所がある、あるいはこの場所にいる事で、安心や心地よいと感じていただけることが、何よりも大事だと思っています。
ピーター・リヴァイン博士によって開発された、身体をベースにした画期的なトラウマ療法です。
リヴァイン博士は、トラウマというのは出来事や心理的・精神的な問題というよりはむしろ、生理的・神経的な問題であるという結論を導き出しました。
神経系がトラウマによって抱えた過剰なエネルギーを、安全・安心な感覚を感じながら、ゆっくりと少しずつ解放し、元来戻ろうとしている神経系バランスの調和を取り戻すことを目指します。
そこでは、トラウマやその体験について「言葉で」語ることは重視されません。
身体の状態を感じ、それに呼応して身体が自然に反応し、身体が少しずつエネルギーを解放していくことが重要で、これが従来のトラウマセラピーと違う画期的な点です。
「ハコミ」とは、ホピ・インディアンの言葉で、「あなたは誰ですか?」という問いです。
ロン・クルツ氏によって開発された、ホリスティックな身体指向の心理療法です。
マインドフルネスという、今・この瞬間に静かに意識を向ける状態を使って、あるがままに自分の内側を観察し、普段見過ごしている心や身体のメッセージに、気付いていきます。
その気付きからの自然なプロセスを、あるがままに、好奇心を持って観察しながら、心と身体の調和に向かっていく流れを静かにサポートします。
セラピストは、自然な癒しのプロセスをサポートするために、相手に何かを行う事よりも、愛と尊厳をもって相手の存在そのものから良きものを受け取る心の状態(ラビングプレゼンス)で、その場での在り方を重要視します。そのラビングプレゼンスに基づく関係は、日常の私たちの人間関係にも役立ちます。

※ソマティック・エクスペリエンシングも、ハコミセラピーも、身体の感覚や、自然な動きに注目するアプローチですが、基本的な考え方は、あるがままのその方の状態を、尊厳をもって大切に受けとめることです。ですから、お話だけをご希望の場合は、もちろんそれも可能です。